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2008年07月21日

日本金融史3 ~三井財閥がどのように誕生したか~

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前回の記事~蛾=生糸から産業が生まれ、銀行が生まれた~では日本の銀行を初め、通信も鉄道も新聞も、繊維業の生み出した資金で始まった という事が分かりました。また、三井・三菱・住友・安田・古河などの財閥が幕末から明治初期にかけて、形成されていますが、これも全産業の70%を占めた、繊維業が生み出した資金によるもののようです☆

今回は、幕末~明治維新にかけて、日本の金貸したちがどういう形で誕生したのか?政府に取り入る事で財閥となるまで拡大した三井の例を、 『持丸長者』(広瀬隆著)を要約する形で、取りあげてみようと思います。

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2008年07月17日

ドッジ・ラインのしくみについて ジョセフ・M・ドッジって何者!?

前回、6月23日のブログで、「戦後日本の高度経済成長を検証する」という記事を紹介した。
今回は、その続きである。

戦後の日本を変えたドッジラインという政策。
それを立案・勧告した人物こそ“ジョセフ・M・ドッジ”その人だ。
だが、彼の正体は意外に知られていない。


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2008年07月07日

明治政府の捏造~日本に文明開化をもたらしたのは誰か?~

日本金融史1 ~近代化の始まりは明治維新ではない!~  
で↓の文章を掲載しました。

こうして見ただけで、維新後に日本をリードした近代的産業の母体を、徳川幕府に仕えていた頭のいい人間たちが生み出した姿が浮かびあがってくる。維新政府は、その幕府の要人をこの世から抹殺して物言えなくしてしまい、旧幕府をさんざんにののしり冒瀆しながら、実はあとから出てきて、幕府が磨いた知恵と遺産を横取りし、それをすっかり利用し、あたかも文明開化が自分たちの功績であるかのように喧伝してきたにすぎないのではないかという疑念が湧いてくる。
(広瀬隆著「持丸長者」より抜粋)


同じ広瀬隆著「持丸長者」に、日本に外国の知識を伝えるのに大きな役割を果たした人たちが時代順に書かれてあったので要約してみました。



「大日本持丸長者鑑」(早稲田大学図書館蔵)

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2008年07月06日

日本金融史2 ~蛾=生糸から産業が生まれ、銀行が生まれた~

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錦絵「上州富岡製糸場」(明治5年)

今回は、日本金融史2として、日本金融史を考えるに、幕末から明治にかけての製糸業の果たした役割をみて行きたいと思います。


◆開港から始まる、生糸輸出と財の蓄積

安政六年(1859年)に、外圧に耐えかね、長崎・横浜・函館が鎖国を破り、商業貿易港として開港されます。中でも、横浜開港の影響が大きく、ここで行なわれた生糸の輸出による産業の発展と財の蓄積が、その後の政治や銀行設立や財閥の形成と大きくかかわりを持っているようです。


横浜開港の4年目(1863年)には、実に生糸輸出の99%が横浜に集中し、明治の中ごろまでには、生糸生産の中心地である関東甲信地方に、その輸出の7割を握る、五大売込商という輸出商人がうまれ、その後、これらの売込商は各地の有力者と婚姻関係で結びつき、財閥とも関係を深めて行くのです。

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2008年07月02日

激化する地銀の生き残り競争

日本の地方銀行を取り巻く経営環境が年々悪化する一方のようだ。

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ここ最近、地銀同士の生き残りをかけた再編が加速している。報道も後を絶たない。


13日明らかになった荘内銀行(山形県鶴岡市)と北都銀行(秋田市)の経営統合劇は、経営環境が一段と厳しさを増す地方銀行が県境を超えた広域再編に生き残りをかける姿を示している。多くの地銀が、地方経済の低迷で収益源の中小企業向け貸し出しは伸び悩み、不良債権処理の負担も増えている。米サブプライムローン問題をきっかけにした金融市場の混乱で保有株式の価値が目減りするなど収益を圧迫する要因は増えるばかり。地銀再編のうねりがさらに加速しそうだ。2008年5月14日読売新聞より引用

尚、過去2年の再編事例を整理してみると・・・

2007年
・福岡銀行(福岡)と熊本ファミリー銀行(熊本)が経営統合し、ふくおかFGの傘下に入る
・山形しあわせ銀行(山形)と殖産銀行(山形)が合併し、しきらやか銀行になる
・自力再建を断念した九州親和ホールディングスがふくおかFGの傘下に入る

2008年
・池田銀行(大阪)と泉州銀行(大阪)が経営統合の計画発表
・金融庁が足利銀行を野村證券グループを中心とする陣営に譲渡する方針を決定

営業地域や顧客基盤による棲み分けに守られてきた地銀経営が瀬戸際に追い込まれている現実を示している。

地場の中小企業と共に地方経済の中軸プレーヤーとして力を発揮した地銀に、今一体何が起こっているのだろうか?その原因を探ってみた。


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2008年06月30日

天下一の両替商~「鴻池家」と江戸時代の金融システム~

日本金融史1 ~近代化の始まりは明治維新ではない!~

日本の金貸し達は、どのように生まれ、どのようにしてその勢力を拡大してきたのか。また欧米の金貸し達とは、どのようにつながってきたのか? 歴史をさかのぼって追求していきます!


歴史をさかのぼれば、商業を生業とする町民が登場するのは平安後期あたりだといわれています。戦国時代になると、のし上がる大名に取り入って財を成した商人が多く、支配者と商人の結びつきが次第に強く、濃くなってきます。そして戦国の混乱から江戸期に入ると市場規模拡大にともなって、物品を取り扱わず「金銭」を売買する両替商=『金貸し』が登場します。

江戸時代の両替商といえば大坂の『鴻池屋(鴻池家)』、江戸の『越後屋(三井家)』が代表的ですが、近世から現代に至るまで日本国中知らぬものはないぐらいに『金貸し』として名を馳せたのは鴻池一族をおいて他にないと思われるのでまずは『鴻池家』を紹介し、合わせて江戸時代の商人がすでに近代金融システムの基礎を築いていたことを明らかにしておきたいと思います。


鴻池家の代々当主は鴻池善右衛門(初代~13代)を名乗り、日本を代表する豪商として、長く繁栄しました。全盛期には全国110藩が鴻池家から融資を受けていたらしく、「鴻善ひとたび怒れば天下の諸侯色を失う」とまで言われました。幕末には鴻池家の資産は銀五万貫にも達しており、幕府の全資産に匹敵する額の資産を蓄えていたそうです。


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双六に描かれた鴻池屋


鴻池家が商人として成功し、大富豪になっていった物語は実に面白いのですが、関連する書物も多いので詳述は他に譲り、ここではあらすじだけ紹介します。


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2008年06月29日

日本金融史1 ~近代化の始まりは明治維新ではない!~

日本の借金は、800兆円を超えていると言われています Shocked
ここまで膨れたのは、一体なぜでしょうか m050
普通に考えれば、もっと早くに手を打っておけばここまでにはならなかったのでは m052 m052 m052
   
何か、手を打てなかった理由があるはず。そこで私たちは、日本政府にお金を貸した日本の金貸し達に、注目してみる事にしました。
    
その内容を『日本金融史』シリーズと題して、扱っていきます tikara
    
日本の金貸し達は、どのように生まれ、どのようにしてその勢力を拡大してきたのか。また欧米の金貸し達とは、どのようにつながってきたのか? 歴史をさかのぼって追求していきます!
    
その際、広瀬隆氏の『持丸長者』(ダイヤモンド社)を参考図書として、その中から重要な論点を紹介していきたいと思っています nihi
    
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2008年06月23日

戦後日本の高度経済成長を検証する

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経済を調べていくうちに、その動向はいわゆる国際金融資本家の舵の取り方で決まっているように思えてなりません。

とすれば日本の経済成長もその影響下にあったのではないかと考えたくなります。


例えば、戦後の高度経済成長について、世界の経済状況が均衡状態を維持していたなら、果たして「東洋の奇跡」と呼ばれるほどのことがあり得ただろうか?日本独自の技術開発や資源開発が行なわれたわけでもないのに・・・。

というわけで、1950年代から始まる戦後日本の経済成長を、これから改めて皆さんと検証していきたいと思います。


さて某国営放送などTVで見る“日本が輝いていた時代”の実態は果たしてどうだったのか?そろそろ頭のかがやきが気になってきた人もそうでない人もポチっと応援よろしく m023

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2007年12月12日

日本銀行の創設の経緯

★日本銀行の成り立ちは、 三重大学人文学部 櫻谷勝美氏 『日本経済史』 より、時系列に追っていくと、明治初期の政府の財政基盤の弱さ が日本銀行の創立に繋がっていったことが分かります。


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2007年12月11日

日本の株式市場ってどれだけあるの?

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株式シリーズ続けて行きたいと思います Surprised
前項のカトーさんの記事で上場するといいことがあるのはよくわかりましたね。

上場って言えば・・・・、「東証一部上場」などニュースでよく聞きますよね~ Rolling Eyes
この言葉で会社の信頼度や規模が何となく分かります。
しかし、わが国の株式市場って実は上記の東証以外にもたっくさんあるんです。
という訳でここでは、株式市場の分類について紹介したいと思います Wink

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2007年12月09日

株式市場の仕組み ~上場について~

最近はこんなのも出てるようですが…

子供のうちから取り込む気満々です   il||li _| ̄|● il||li
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▲『株トレーダー瞬』は株式投資を題材にしたアドベンチャーゲームだ。さまざまな情報から株価の推移を読み取りながら、ライバルたちと"トレードバトル"と呼ばれる株取引で戦うのだ。


 さて、株式市場で株券を売買できるようにする為には、取引所に上場しなくてはなりません。むろん、上場しなくても直接取引で売買することは可能ですがそれでは資金調達手段としては不十分です。直接取引きでは売る相手を探すのが大変だし、買った方も後々の売却先を自分で探さなくてはいけないのでは有効な資産になり得ず、購入に2の足を踏むでしょう。

 株式の市場には発行市場流通市場の2つが必要です。


 英語では発行市場を一次市場primary market、流通市場を二次市場secondary marketという。これは新しく証券が登場する最初の場所が発行市場で、一度発行市場を通過した証券が転々と売買される場所が流通市場である、という意味である。
 証券の社会的な機能としては、資金の調達機能や小口の資金を集めて大口の資金をつくりだす資産変換機能(資産の性格を変換する機能)が知られている。それが果たされているのは発行市場においてである。他方で発行市場が機能する上では、つまり証券の発行が成立する上では、流通市場が存在して証券の流動性(売買可能性)が確保されていることには大きな意味がある。流通市場が存在する証券の方が投資家にとっては流動性の確保が容易であり安心できるからである。(ウィキペディアより)

 「株券発行とは返済不要の借金をすることである」と言った人がいますが、そんなセリフが出てくるのも、発行市場・流通市場が確保されているからです。

 こうした2つの市場を成立させているのが株取引所であり、株取引所で売買を可能にすることを「上場する」といいます。

 では、会社にとって上場するとはどういうことなのでしょうか?メリット、デメリットを上げてみると…

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2007年12月08日

いきなりですが、証券取引所の歴史

最近、ジャスダック再編のニュースを何回か見ました。ジャスダック=証券取引所という事は知っていましたが、証券取引所といえば、東証や大証、ナスダックだとか、いろいろありますよね。でも、よく考えたら、なんで、こんなに証券取引所があるんだろう?とか、株式上場って何?とか、そもそも証券取引所ってどういう歴史があるんだろう?とか疑問が湧いてきました。


そこで、となりのおじさんに、「ジャスダックとか、ナスダックって何?」って聞いてみたところ、

「ん??アヒルじゃねーの?」

なんて答えが・・・。


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頼りになりません・・・。


ってことで、まずは証券取引所の歴史について調べてみることにしました。


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2007年09月25日

地価の行く末は?

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9月20日に平成19年度の基準地価が発表された

地価の回復傾向が進んでいる、全国商業地が16年ぶりに上昇に転じる
などの見出しが新聞紙上をにぎわした

昨年も今頃の時期に基準地価が発表されたが、そこでの分析はどうだったか…

それらを踏まえて、地価の先行きがどうなるのかを考えてみたい

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2007年09月02日

りそな疑惑の必読本!

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発行   2007年8月3日
著者   植草一秀
著書   知られざる真実-拘留地にて-
発行所  株式会社イプシロン出版企画

株価操作を行なって売国行為に至る一連の疑惑。
りそな疑惑に対して命をかけて追及する「植草一秀氏」が最新著書を出版!

ネットでも複数のブログで紹介されている注目書籍ですが、ようやく手にすることができました。
マスコミ・メディアの偏向報道や、植草氏の人物像、なぜ痴漢容疑で逮捕されなければならなかったのか?詳細に記述されており、是非読んで頂きたい書籍です。

その中より「りそな問題」につき、その背景と手順について引用を中心に纏めさせて頂きます。
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